マイボーム腺機能不全・ドライアイ治療
TREATMENT
IPL治療/マイボーム腺機能不全・ドライアイ治療について
マイボーム腺機能不全(MGD)とは
涙は、油分・水分・ムチンの層からできており、水分が蒸発しないように、表面に一層薄く油層(※1)がのっています。その油を分泌しているのが、まつ毛の生え際にあるマイボーム腺です。このマイボーム腺の働きが、なんらかの原因で低下してしまう病気を、マイボーム腺機能不全(Meibomian Gland Dysfunction, MGD:以下、MGDと略します)といいドライアイ症状や眼不快感が引き起こされます。
(※1)油層のはたらき
レーシックでは矯正できない強度近視や角膜の薄い方、円錐角膜や角膜拡張症のリスクが高い症例も、施術が可能です。
- 涙の表面張力を下げる
- 涙をなめらかに眼の表面へ広げる
- 涙を安定させる
- 涙の蒸発を防ぐ
- 涙を瞼縁に留める など
マイボーム腺の機能低下(はたらきが悪くなる状態)が続くとマイボーム腺の脱落(減少・退化)が起こります。一度脱落してしまうと治療をしても回復が難しくなります。一度詰まったマイボーム腺は、日常のケアだけでは元に戻すことが難しいため、当院ではマイボーム腺機能不全に対する新しい治療IPLを導入しています。
IPL治療
マイボーム腺機能不全が原因のドライアイに対し、 IPLと呼ばれる光線をマイボーム腺に照射することで、マイボーム腺を活性化させ油層を改善することにより症状を軽減させる治療方法です。
この治療法は外的ダメージがなく、かつ痛みもなく、眼球に害を与えることは一切ありません。
IPL治療は、継続的な施術が必要です。
治療回数は、患者さまの病状によって異なりますので、治療の前に目の状態を詳しく診察し、患者さまに最適な治療プランを提案いたします。